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屋根リフォーム事例紹介

屋根の葺き替えを施工日を追って見てみましょう!

1日目「足場掛け・養生シ−ト張り」

一日目足場掛けは、掛けたり、はずしたり、無駄な工事のように思われますが、実は、大切な工事です。
足場掛けは、作業者の安全を確保するにとどまらず、養生シ−トを取り付けることによって、お隣へ撤去している瓦や土が転がって落ちるのを防いだり、案外大切な役割を果たしています。

基本的に仮設工事には足場掛けをおこなっているのですが、個別の敷地条件等により、通常の足場が掛けられない場合もあります。その場合には、お客様にご相談の上、簡単な足場に変更させていただくこともございます。

養生シート 既存の植木には、十分注意して作業をいたしますが、どうしても枝を払わなければいけない場合等につきましては、事前にお客様に相談させていただきます。

2日目「既存瓦撤去・処分」

二日目● 既存瓦及び土の撤去の荷おろしは、リフトを使用いたしますので、撤去している瓦が転がって落ちてご近所にご迷惑をおかけしたりすることはありません。

● 工事車輌が現場に横づけできる場合は、ただちに廃材を積み込みます。工事車輌が現場に横づけできない場合は、一時的に撤去した瓦と土をリフトの下に仮置きさせていただきます。仮置きの場合には、シ−ト敷きの上にベニヤ敷きをおこない、周囲を汚したりする事の無いよう、十分注意いたします。
仮置きさせていただいた廃材は、一輪車で人力によって工事車輌
まで運搬することになります。

● 既存瓦撤去時に屋根の下地の板(野地板といいます)の間から多少土が天井裏に落ちることがありますがご容赦ください。
実は、ちょっと、掃除がしにくい場所なんです。
ただし、屋根の構造用の材料を取りかえる場合には、きっちりお掃除いたします。

● 廃材の処分は、公的機関の産業廃棄物処理場で処分いたしますので、違法廃棄したりすることは一切ありません。

3日目「野地板(屋根の下地です。)張り」

三日目古い野地板の場合、土の水分を吸収していたりして、波打っているのがほとんどです。この状態で新しい瓦を葺きますとせっかくの新しい瓦が台無しになってしまいます。
これを避けるため、古い野地板の上から新しい野地板を張って平らな面を作ったうえで、新しい瓦を葺いていきます。

この段階で、屋根の構造の部分が、雨漏れなどで傷んでいないか確認します。仕上がきれいになっても、下の構造部分が傷んでいたらせっかくの工事がだいなしですからネ。

4日目「ゴム系ル−フィング張り」

四日目ゴム系ル−フィングは、通常のアスファルトを染み込ませたものより耐水性能・耐衝撃性能が高く良質な防水材料です。
この材料を敷き込むまで一日で行います。このため雨などが降りましても雨漏りの心配はありません。

5日目「瓦、引っ掛け桟木打ち」

五日目古い瓦の葺き方は、屋根の下地(野地板)の上に土を置いて、その上に瓦を置いて固定していました。
しかし、この工法ですと、建物の重心が高くなり地震に対して弱くなります。

現在では、土をのせず、瓦を桟木に引っ掛けて固定する引っ掛け桟瓦葺きが一般的になりました。
この段階では、この桟木を取り付けます。

6日目「新瓦葺きいよいよ、新しい瓦をふきます」

六日目
屋根頂部の棟の部分だけは、引っ掛け桟瓦葺きであっても、土を敷きこんで瓦を固定します。

7日目「漆喰塗り」

七日目屋根頂部の棟部分の土が雨で流れないように土の見えている所は、漆喰で補強しておきます。
これで屋根の納まりは万全です。

8日目「樋復旧及び取替」

八日目はしご等の仮設工事に伴い、軒樋がゆがんだり、いたんだりすることがあります。
そのような場合におきましても、すべて復旧したかたちでお引渡しいたします。

9日目「足場解体撤去」

新しい瓦を傷つけないよう、またご近所にご迷惑をおかけしないよう、万全の注意を払います。

10日目「後片付け・清掃」

最後が、やっぱり大切です。敷地内と道路・側溝の工事ゴミを残さないように清掃いたします。
工事中は、毎日清掃と水撒きはして帰りますが、工事中に使用した釘などがもしかしたら残っている可能性もあります。
しばらくの間ご注意ください。

11日目「竣工検査」

屋根の上からの夕焼け工事完了後に工事ヶ所の現場写真をごらんいただき、工事内容の確認をいたします。すべての工事が完了まで一般的には10日間です。

Topics
屋根の上では時々変わった風景が見れます。
工事完了後に空を見上げた時の夕焼けです。→
少し変わっていたのでカメラに収めました。



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