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安全への取り組み

建築基準法の中で定められているように、われわれにはお客様の財産保護はもとより、作業者並びに現場周辺に至るまで安全確保に務める責務があります。

各工事会社とも安全への取り組みにおいて、高い水準にあるのはRC・鉄骨造、ビル等建設工事現場。
しかし一方で、木造住宅等工事現場に目を向けると、まだまだその域まで達していないのが現状です。
工事現場において、墜落・転落災害件数は常に高い数値を示しているにもかかわらず、屋根上作業をしているハチマキ姿の職方さんを見かけると思います。

われわれは事故を起こさない。そのために何をすべきかを考え取り組んでいます。
作業者に対する安全対策はもとより、建物に対しても安全で安心のできる建物にすることに心掛け、そのためにはお客様の理解も必要であると考え、ご協力をいただいております。

住宅リフォームにおける安全管理

現場における安全は、施工業者の教育から始めます。
お客様に対してはこまめに工事状況を連絡し、近隣への安全にも配慮します。

以下は現場での取り決め、約束事項の一部です。
1)工事着手時は、必ず挨拶し、近隣に迷惑かけないよう、駐車マナーにも気を配る。
2)清潔な作業服を着用する。
3)現場では監督の指示に従い、なにかあれば即監督に連絡・報告・相談すること。
4)工事現場並びに小中島作業所内の喫煙はすべて禁止。
5)現場でのラジオ・作業中の私語は禁止。
6)室内は丁寧に養生をおこない、必ず上履きを着用する。
7)屋外での作業時、特に高所での作業の場合は、必ずヘルメットを着用し安全帯を使用すること。
8)客先でのトイレ使用(借用)は原則として禁止。 (近隣公園等を利用する。)
9)作業終了時は、整理整頓、清掃し、廃材は持ち帰る。
10)工事隠蔽部分の写真撮影の実施。(すべて監督者に提出・カメラのない場合連絡)

1.近隣に対しての配慮

案内板 消火器工事現場では案内板を必ず掲げます。
設置場所は、連絡先を示すためにも目立つ位置。
また、工事車両にも同様に目に付きやすい位置に、連絡先、御迷惑表示を掲げています。
その他、工事規模により、消火器等も備えています。

2.建物に対しての配慮

全面禁煙特に禁煙につきましては、厳しく指導しております。
工事現場内はもとより、資材の取り扱い保管している場所にタバコの臭いを付けないという目的から、作業所内においても全面的に禁煙。
また、当社の車両内、事務所内も同様に禁煙です。

3.工事中既設建物に対しての配慮

養生工事中、既設の造作箇所並びに仕上げの済んだ箇所に対しては、必ず保護の目的で養生をします。
設備機器や床も同様です。さらに、上履きと下履きを区別して作業をおこないます。

4.作業者に対しての配慮

鋼製足場丸太足場が主流だった木造住宅の外部足場は、近年鋼製の足場に移行しています。
当社でも、作業者の安全性かつ作業効率を考え、すべて鋼製足場を使用しております。
その他、周囲に与える印象も損ないません。

安全帯「労働安全衛生規則」では、事業者責任として、高さ2m以上の個所で作業床が設けられない場合は安全帯を使用させなければならない(第528条の2)、安全帯とは労働者が高所で作業を行う場合に、墜落を防止するために使用するものです。

ヘルメット工事現場において欠かせないのがヘルメット。高所作業において必ず着用することを義務付けている。

フックフックは、腰より高い堅固な構造物には掛ける。

作業風景低層用緊結部付ブラケット一側足場組立て作業風景。

屋根上での作業屋根上での作業(高所作業)ヘルメット・安全帯着用。

はしご当社の出張所内の資材置き場には、各種の仮設材が収納されています。外壁工事の軽作業並びに屋根上への昇降等現場に欠かせないのが梯子。



はしごちなみに当社の
フリーダイヤル 0120-241-845
(ツヨイ-ハシゴ)にもなっています。


5.産業廃棄物に対しての配慮

「後片付け・清掃に始まり後片付け・清掃に終わる」。これが現場の基本だと考えています。
日々、現場内は整理整頓し、発生した廃材はすべて把握。
また、各現場で排出された産業廃棄物は、すべてマニフェスト伝票にて管理し、
最終の処理先まで全て記録として残っています。

産業廃棄物管理票(マニフェスト)制度

  1. 排出事業者から産業廃棄物が排出され、収集運搬業者に引き渡されます。
    排出事業者の元に排出事業者保存票を残し、残りを収集運搬業者に渡します。
  2. 収集運搬業者から処分業者まで産業廃棄物を運搬し、引き渡します。
    運搬終了票が収集運搬業者から排出事業者に送られ、残り3枚を処分業者に渡します。
  3. 処分業者で産業廃棄物の処分がなされます。
    処分終了票が処分業者から排出事業者、収集運搬業者に送られます。
    処分業者に処分者票が残されます。

排出事業者は、年に1回、都道府県知事(又は保健所設置市長)へ
マニフェストの交付状況等について報告する義務があります。

廃棄物処理の流れ

保管
現場で解体・撤去された廃材は、
すべて倉庫に持ち帰りコンテナに収納。→
搬出
廃棄物で一杯になったコンテナは、収集運搬業者によって中間処理場へと持ち込まれます。→
処分
分別作業が行われ、中間処理場で処理できない廃棄物は、
最終処分場へと移送されます。

 

6.建物(構造)に対しての配慮

筋かい補強建物内部は解体した結果、構造的に不備があることが確認できる場合もあります。お客様確認の上、構造重視を第一に考えております。

壁には必ず筋かいを施します。既設の内壁(仕上げ材)を撤去し、あるべき筋かいが無かった場合も必ず、何らかの形で補強を施します。 (筋かいもしくは構造用合板)

根太改修前2階の床を和室(畳)から洋室(フロアー)に改装する工事です。写真は構造補強を行う前の段階です。

根太改修後こちらは構造補強を行った後の状態です。単に根太の補足(点線の方向に這わす)だけではなく、補強梁を施した上に根太を這わしました。以前と比べ、しっかりした床に仕上がりました。

大登建設は「人」 (お客様・近隣・作業者) 「物」(建物・資材)に対して常に安全・安心の誠心をもって接しております。

 


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